ライムスター宇多丸「アフター6ジャンクション」 勝手にお勧め TBSラジオ番組
こんにちは、ケンケンです。
ライムスター宇多丸の「アフター6ジャンクション」
(TBSラジオ FM90.5+AM954 月~金 18:00~21:00)
今回、このラジオ番組を紹介したいと思います。
この番組は、HIPHOPグループ「RHYMESTER」MCの1人、宇多丸がパーソナリティーを務め、曜日ごとにTBSアナウンサーがアシスタントに就くというかたちで進行していきます。
カルチャー・キュレーション番組として、映画やアニメから文房具、酒など様々な物や人物、他にも独特な切り口での特集があり、聴いているとあっという間に3時間が過ぎてしまいます。
今では生で聞く以外にも、radikoやラジオクラウドなどでアーカイブを聞くことが出来るので、ぜひ一度聴いてみてください!
主なコーナー
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週刊映画時評ムービーウォッチメン
毎週金曜日、お題の映画について宇多丸が批評するコーナー
コーナーの終わりに次週課題候補の映画をガチャで決め、豊富な知識と独自の視点で批評するというものです。
宇多丸本人も進んで観ることのないものが課題になることもあるが、鑑賞して良かった作品との出会いもあり、普段は観ないようなジャンルの参考にもなります。
私自身、鑑賞して良かった映画についてうまく表現できない気持ちや気付いていなかったことなど、批評を聴くことですっきりしたり新たな発見をさせてもらったりで、もう一度観てみるという同じ映画を二度楽しむということをしたりもします。
- カルチャートーク
カルチャー界の重要人物、一流キュレーターに厳選情報を聞く
美術展やゲームシーン、アイドルから漫画などさまざまなカルチャーの最新情報を紹介していくコーナーです。
- LIVE & DIRECT
注目アーティストが日替わりでスタジオライブやDJプレイを聴かせてくれる
メジャー、マイナーを問わずに一押しのミュージシャンやDJが登場してスタジオでスペシャルライブを繰り広げます。
- 新概念提唱型投稿コーナー
誰もが思いあたるが言語化できないアレやコレやに、全く新しい名前を与えて必要以上に世間に提唱していく
思いあたるところが切なくなる、疎遠になった友達「元トモ」や、映画館だからこそ起こった体験を投稿する「シアター一期一会」など、リスナー投稿の独特な体験が楽しめます。
- ビヨンド・ザ・カルチャー
様々な文化の研究・発信・そしてさらにその先を目指す
1つのテーマについて、ゲストがプレゼンしていくコーナーですが、実に多様なテーマについて語られます。
「トム・クルーズ」「モーニング娘。」などの特集もありましたが、ありきたりなモノではなく独自な切り口や理論で新たな魅力を提示しています。
さらには最近でも「クソLINEとは何か」特集のような、決して他では聴くことができないような企画から、新しい味覚とされる「“コク”特集」のような知的なモノまでテーマの振り幅が非常に大きく、飽きることがありません。
まず初めに、この番組の前身「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」というものがあり、毎週土曜日に放送されていました。
そもそも私はHIPHOPが昔から好きだったので、HIPHOPグループとしてのライムスター宇多丸はもちろん知っていましたが、ラジオでパーソナリティをやっているのを知り、興味本位で聞き始めました。
ラッパーとして音楽はもちろん、映画やアイドル、ゲームなど幅広い知識を持ち、文化的な話題からくだらないバカ話まで本当に楽しく、気が付いたらハマっていました。
18時~と時間帯を変え、なおかつ月~金の週5日間となったこの番組は、最初内容の密度が薄まってしまうのでは・・・という不安を持ちながら聞き始めましたが、すぐに攻めてる番組だと思い知らされました。
「ウィークエンド・シャッフル」よりも物理的に時間が増えたことで、様々なカルチャーを取り上げ、またより深掘りしていくことが出来るので興味深い話題がちりばめられています。
(企画を考える方は、本当に大変だと思います。)
個人的な興味から、HIPHOP関連や映画関連の企画はradikoやラジオクラウドなどで何べんも聴きなおして楽しんでいます。
実際に、私もムービーウォッチメンを聴いて気にもしなかった映画を観たり、今は世界でこういった音楽シーンがあるのかとか、スクリプトドクターという興味深い仕事があるということを初めて知ったりなど影響を受けて楽しんでいます。
文化、芸術、サブカル、新たな世界に触れたい人やいま興味ある世界を深めることができるので、是非一度聴いてみて下さい!